株式会社 川嶋建設

RECRUIT 2024

ENTRY

社員インタビュー 03

設計とは、お客様と作り上げるもの。

田中 佳世子

一級建築士
営業部一級建築士事務所(2006年入社)

専門学校を卒業後、川嶋建設の設計部に就職。城崎の旅館をはじめ、歴史ある建築物の改修を数多く手掛けている。育休・産休を経て、1級建築士の資格を取得し、自身のステップアップと川嶋建設の未来を見据えて日々設計と向き合っている。

学生時代から入社の動機を教えてください

住宅設計では味わえない面白さが川嶋建設の設計にはある。

元々インテリアが好きで、高校卒業後、建築の専門学校へ進学しました。建築の勉強をする中で設計の仕事に魅力を感じ、設計士として働ける場所を探すことに。出身が養父市ということもあり、但馬地域に関われる場所で仕事がしたいと考えていた時、学校の先生に薦められたのが川嶋建設でした。川嶋建設の仕事は、住宅を建築する会社とは違う設計の面白さがあります。例えば、旅館の改修であれば旅館の歴史や、その場所の空気感まで組み込んでデザインする必要があるからです。また、旅館の改修と言っても一つひとつ求められるものは全く異なるため、どの案件も1からプランを考えることになります。前例がないことがほとんどですが、その難しさが川嶋建設の設計の魅力でもあると言えると思います。

入社から現在までのキャリアについて教えてください

知識、経験だけでなく、コミュニケーション力も大切なスキル。

設計の仕事に必要なことは、建築に関する知識だけではありません。コミュニケーション力も非常に重要です。施主の方がどのようなものを求められているのかをしっかりヒアリングし、提案する。そして、施工に入ってからも施主の思い通りになっているか、もしイメージと違うのであればどこを修正していけばよいかなど、相談しながら工事を進めていきます。おそらく設計は、お客様と一番密に接する部署ではないでしょうか。こうしてお客様と作り上げていく時間も、設計という仕事の醍醐味です。
また、自分が想像しているものより良い仕上がりになる時があることも設計という仕事の魅力です。特に壁などの色味は、照明の具合によって大きく印象が変わります。そのため、出来上がってみると自分が思っていた以上に良い雰囲気になることも。設計の仕事をして17年になりますが、今でもそうした瞬間に出会えることに面白さを感じます。

現在の仕事とやりがいや苦労を教えてください

3D設計でより伝わりやすく、より新しい提案を。

設計の仕事は非常に速いスピードでデジタル化が進んでいます。私が入社したことは設計図をまだ手書きしている人もいました。しかし、いつしか二次元で描かれることが当たり前となり、今ではBIMと呼ばれる3Dで設計するようになっています。設計図が3Dになることで、施主の方も完成イメージがしやすく、意見交換がしやすいです。将来的には設計だけでなく、施工においても3Dで立体化したいと考えています。施工部分を立体的にすることができれば、配管が重なる危険がある部分などを事前にチェックすることが可能に。トラブル防止やより効率的な進行を実現することができるはずです。また、仮設の検証に役立てられるようになると、これまでにないデザインや施工を提案できるようになり、川嶋建設の新しい未来を切り拓けると思います。

これからの目標を教えてください

さらなる経験と実績を重ね、
川嶋建設らしさを追求する。

私は3年間の育休・産休から復帰してすぐに、1級建築士の取得に向けて勉強を始めました。1級建築士の資格を取得すると扱えるフィールドが広がるので、これからどんどん新しい仕事に挑戦していきたいです。また、設計においては、まだまだ川嶋建設らしいデザインを追求する余地があると考えています。目指しているのは、誰が見ても一目でわかるくらい川嶋建設らしさがあるデザインを生み出すこと。そのためにも、もっと成長できるように経験と実績をさらに積み上げていきたいと思います。
川嶋建設は若い社員も多くなり、益々活気あふれる会社になってきました。チームでモノ作りをすることが好きな人にとって、きっと楽しく働ける場所なので、これからの川嶋建設を私たちと盛り上げていきましょう。